数字は,青空文庫全作品中での総利用回数です。総索引
~焔 焔~ 焚火~ ~無 無~ ~無い 無い~ ~無かっ 無かっ~ ~無き
無き~
~無く 無く~ 無し~ ~無事 無事~ 無心~ 無意味~ 無意識~ ~無数 無数~
12 あらず 7 如かざるの, 非ず 4 似たり 3 あらずと, 相違な, 等しいもの, 非ざる 2 あらずである, 乗じて, 人形の, 似たれども, 等しい, 至らむをと, 近しと, 非ざれ, 非らず
1 [81件] あらざるかを, あらざるも, あらざるを, あらじ, あらずでは, あらず且, あらず余裕, あらず嘗て, あらぬ中, あらねど, いかにかも姙め, これに, しかず且つ, ひとしい漢朝, まかせて, まさる, まして夏, よりて, 乗じ城, 人殺しなどとは, 付一昨, 似たりといふ, 似たりとか, 佛が, 出す時, 到った, 到つたやう, 到れり, 劣る賭博好き酒好き, 勝れり, 又大, 及びて, 右膳は, 同じ, 哀れに, 困め, 如かざる, 如かざるなり, 如かざるやう, 如かざる精神, 如かず, 如かずであ, 如かずといった, 如かず予門, 如かず人, 如かぬと, 寒さ, 彼の, 彼は, 我は, 敏こ, 於ては, 極まりたれば, 止まらず声, 止らずして, 注意するなり, 異ならず, 疑ひて, 相違なし, 筆を, 等し, 等しい軽やか, 等しきもの, 等しき状態, 胸塞り, 至った, 至りしを, 至りて, 至る, 至るが, 至るの, 至るも, 至るを, 至れり, 覚ゆる淋し, 近い宮社, 近きもの, 近き言, 近し, 非ざること, 驚けり
4 得んや 3 得た 2 保せず, 幸ひ, 示して
1 [59件] いう, えた, えない, わが世, 云ふ, 云へ, 何を, 保しがたい, 信じて, 信ず, 初鰹は, 吾妹よ, 咎むるさへありけり, 如何せん哉, 如何に, 宗と為せ, 幸いに, 弟なる子は, 待つて, 得ずとて, 得たという, 得て, 得ました, 得んとは, 得可けん, 思はずに, 恥じらい, 恥ぢざるや, 情の, 憾む, 我恐る, 期しひと, 機と, 欲するも, 歎いた, 泰平の, 漸く這寄り, 特色と, 猶も目科, 疎んずる色, 知って, 知らざるなり, 知らん殊に, 知りかえって, 知り給う全能, 私に, 経験あ, 見て, 見とどけさて, 見るなり, 見れば, 見定めてから, 見済まして, 覘い, 訝つて, 認めたらしくつと, 證す, 責むるのは所謂, 道と
5 如くに 3 如くである, 如し 2 ごとくに, 如しだ, 差配の
1 [41件] ごとくではなはだ, ごとくなりしこと何百年, ごとし, ごとしこもる蚊, さ夜なか, 一淫佚が, 不怜, 多く陸続, 多く陸續, 夜半の, 夢の, 如きは, 如きもの, 如き恋情, 如き態度, 如き我儘, 如き消極的, 如き灯, 如く, 如くす, 如くそ, 如くで, 如くで又, 如くなる遠山, 如くもし, 如く内, 如く実, 如く少し, 如く左舷, 如く普通, 如く来往, 如く無く, 如く翁, 如く見えて, 如く見ゆる人, 如く見る可, 如く連れの, 實際で, 常である, 故に恐怖, 故に遠く
3 は去る, を 2 だ, である, にし, にしよう, にする, やある
1 [36件] あらんや, か, から紅塵千丈, があと, が數多, さらば傘, だから, であるそれ, であるといふ, であるとまで, でなければ, とこそ思ひ悟り, としておる, として店頭, として断然, と云, と今, と存候, と愛し, と相成るべく, と覚悟, なり, なりしが, に思い, のみで, の近づく, は其の, は国, は復新, は涅槃, は表現, は認識, をと敏此處, をみだりに, を有る, を見出し得べき
2 ように, 毛の
1 [38件] お團子, かそけさ, ごとく憐れ, ささやかな, その匂, ものである, ものの, 一線に, 二つの, 光の, 初夏の, 刺戟を, 収入を, 命のほど, 声し, 如き有様, 如き陰性, 如くコキ, 如く振舞って, 存在だった, 小さい小さい赤い黒子, 影が, 微笑の, 微風にも, 息を, 所謂ルンペン的存在の, 收入を, 星影の, 朧ろな, 浅碧, 相圖, 程度に, 築地垣の, 細りした顔, 花よ, 間に, 髭を, 髯を
3 である
1 [29件] あらじと, あり, かと頼母しき人々, が曝露, すなわち中間, であるし, では, とは存じましたれ, と同様, と思ふ, なり, なり但し, なり氏, にて不思議, は知る, は言わずし, も, もない, を, をあげ, を人, を前, を悲, を理解, を確め得, を示された, を語り合う, 多かりき, 故是
2 出來ない
1 [22件] こちと, そつと, そのお, そんな者, どうしてもいや, どうする, もう半歳辛棒, ろくな巾着切, を探り尽す, コリヤ源次郎も, 下谷本郷淺草日本橋あたりまで, 二人位は, 先から, 出来ねえん, 如何の, 宜いが, 悲しき, 放つて, 曲者は, 私が, 自分の, 金も
1 [24件] が位, が召, たるを以て, でござるが, といえ, とそこ, と宣告, と思う, なり, なれば, のとりちがえた, の呵責, の商量, の如く, の窺知, は, はその, は強し, は必要, は恒心無し, は方伯等, は神, も能, を罰する
3 一徳なり 2 宜なり
1 [18件] また動かん, よし, よしみがき立てたる, 亦甚, 今度は, 今日に, 傍らに, 同然なる, 山間或は, 後住なる, 必竟北海道の, 手ざはり荒き, 未だ出すべからずです, 無形の, 然れ, 猶有る, 身體非常に, 預り物を
2 いよよ清明けしさら
1 [20件] いかん, これを, これ皆養父が, ただ水, 一人娘を, 人の, 人形同然と, 勿論返, 去るという, 口惜しからずや, 只松, 天使の, 如何や, 宛然青銅の, 灯に, 甚だ不可, 男子に, 虚飾多き, 見えつつ, 難し
2 とこれ, も有るまじ
1 [17件] あり夢, おびただしき果合, か雨さ, とは申せ, と存じ候, と思い, と諦め, なりと, なり假初, にていづれ, にて一番, は思はれじ, を云, を僅か, を心, を愛し, を易々
2 子供の, 母は
1 [16件] いかにぞや, いつも言, かのそそくさ, 傾覆られ, 僕は, 分らぬよう, 判らぬやう, 取上げて, 彼の, 彼れ, 憐れの, 此胸は, 知らぬかの, 知れませねば, 越の, 連れて
2 なれば
1 [15件] さらでも今宵, ぞ, とはなり, なるらん, に取り, に唯, のいつしか, のた, の今, の悲しき, の戀, の誰, を以て明治二十六年就職以来今日, を以て明治廿六年就職以来今日, を寄せ
7 あらねど 2 勝りてんと 1 あらず候, あらず空気, あらず読書, 増しと, 若かない, 非ず
1 [15件] はじめ也けり, 一事なり, 口に, 嘆に, 大欲を, 姿に, 徒だ, 故を以て, 日に, 次第御, 箭を, 舟を, 路, 間独り腸を, 風あり
3 と惘れし
1 [12件] ぞ梅雨, なれば, に対して自ら, のあと殘, のさりとて, の有り, の来, の疾病, は双手, ほど憫, を泊めた, 思ふに
3 言ふ 2 目は 1 うれたがり今, それのみ, 仰せられける國, 思はる, 歎く, 裏どへば, 見ゆる, 誠に御, 頼まれて
3 ををかしき分け 2 と定め, を天魔 1 ならずや, なりとて, なれど, にて詩語乃ち礼意
2 就いて 1 なって, なりぬ, 凭れて, 忽ち消え失せる, 思われた, 指に, 流れて, 自然
1 でも辷り, で人, で日頃, なり, に立っ, に籠り, のもの, も有る, より來, を摩ずるよう
7 もあらず 1 もあらざりき, もあらずだ, もあらずである
1 とか云, なればこそ, に住み, に未練, の定め哉, は永遠, をたちまち, をば, を創つる, を經
2 成しその 1 なり, なる事, にありたい, にこの, にされ, にと祈りぬ, に思つて
4 を負 1 とり川波かけ衣, など世に, なりけり実, なりせ, を立てられ
1 である, で祈る, なりお, に於, に越前守殿, に跪い, の一句, へ手招, を見
2 をと太公望, 大旦那 1 とおぼしすてられ, と諦らめ給, なれ小野, の體内
2 に至り 1 なれば, にて他, に到り, を鳥
2 となる 1 である, ですからね, となり, 即ち
3 はざる 2 はざるもの 1 はざれ
1 手キズを, 照しぬ, 細部の, 解剖し, 返報せられた
3 なり貧 1 の, の盗癖
1 には農, はいたく, はその, もまた, も蓋し終に
2 は度し難し 1 だ, だと, の身
2 子の 1 云る, 服したる不死
1 あらざるめ, あらず, あらねば, 似たり
1 ならず上, ならず余輩, ならず大, ならず實
3 なれば 1 という気分
1 とては一年, に放た, をふる, を過し
2 にし 1 に働き, を見
1 に事切, に事切れ, に無手
1 児輩及び, 意識却て, 最後の
1 だ, と, と云える
1 とは, の事, の様
1 か, が田, たは
3 の美登利
1 が玉, に仕立て, に子
1 と存付き候, と直に, を享
1 の公園, の日本, はせめて
1 なり老いて, なれども, を窺
2 に候 1 なれば
3 とあきらめ
1 なれば, にほ, に充ちたる
2 の花 1 かな
2 の塔 1 の膚
1 で, の家
1 何処までも, 何處までも
1 意なるべし, 道理は
1 と, と云詞
2 非ず
2 音に
2 に拠
1 で亡君, 相心得
2 さりとは
1 が忽ちに, の楽し
1 にまで広まりわたっ, もう十兵衞
2 の櫂
2 を見れ
1 と思え, を珍重
1 と無, になっ
2 であるから
1 の智慧, はふろしき
2 の入日
1 の逸気, の逸氣
2 を直道
1 にて唱, のうち
2 に家
1 に, をあ
1 ぞしたる, を発見
2 の蕭
2 の草山
1 のあらはる, のよう
1 に憤, をば敢
1 にをはる, の
2 なれば
2 とし
1 おもひで, の内
2 さ我れ
1 の淵, を写し
2 を剥製
1 その無き, 悲めり
1 の如し, を偲び
1 にはほ, に事相
1 でございましたが, に近き
2 些末の
2 の上
1 を苦しめ, を辱
2 と慾求
1 とか, を申せ
1 の下, も花
1 にすら全く, に色
2 は混乱
2 の木膚
1 の恐らく, や今日
2 は礑
2 の手
1 ながら, のもの
2 の凜
無きあたひを, 無きいのちは又, 無きかなたこそ, 無きかは不存申候, 無きかを諷するよう, 無きこそ哀れなれ, 無きこそは道理なれ, 無きこと必定なり, 無きこと美事にやつ, 無きこの侵辱に, 無きこれその二, 無きささやきの, 無きぞ悲しき, 無きぞと言ひけれ, 無きために福, 無きため折角の好, 無きだに他国者の, 無きという歌なんどは, 無きところかくては謀逆, 無きところ患者あるべき道理, 無きとて出発を, 無きなどと見る人毎, 無きならん父御, 無きにと心慌て, 無きにより殊に傭人等, 無きのみか驚怖, 無きはずなり, 無きはず治部少輔, 無きばつたの如, 無きふた月三月, 無きほど愚魯ならざれ, 無きものの終に自ら, 無きもの一端に玉, 無きやう上から押しつけ遣る, 無きやとの尋ねなれば, 無きゆえ何時までも此儘, 無きゆゑさつ, 無きゆゑ今日我等へ下されしなれ, 無きゆゑ時の大臣, 無きようパンツシャツの用意, 無きよう心掛け通船致すべき旨, 無きよう願い奉り候, 無きより憤をも, 無きをばかり口惜しく其方, 無きを以ての故に, 無きア二人を殺す, 無きア梟だ, 無きオルワンガル島の昔話, 無きカルタかな, 無きベッドの上, 無き一人の下宿人, 無き一宇の大廈, 無き一市井人となる, 無き一間で雪, 無き一青年俳優しよぼし, 無き不知火の, 無き中に立ツ, 無き丸山さんは三之助さん, 無き主體は, 無き事ゆえすぐに, 無き事云せし物, 無き事犬猫に同, 無き二人が中, 無き五時間の独, 無き亡霊を呼び迎える, 無き交りと, 無き今日に在り, 無き仏衣に裹まれ, 無き以上は一切, 無き伊勢大廟の尊き, 無き体を装, 無き体相見え多少とも, 無き何ものかとしてもはや, 無き余りの無分別, 無き作品それは全く, 無き來訪を受けた, 無き儘にその, 無き優しさの, 無き兩親に不幸, 無き八尋殿を作り, 無き六美女をいたわり慰めつ, 無き兵も, 無き其昔偕老同穴の契り, 無き出發となつ, 無き創造欲とが唯, 無き勝太郎をむざむざ, 無き化石の語, 無き印度の大陸, 無き危急の場合, 無き原野の中, 無き取こし苦勞で, 無き古りにし, 無き名所の歌, 無き吝嗇者なれば, 無き吾が生存は, 無き命失うぞよ, 無き哀韻は幾度, 無き唯一個の空瓶, 無き善人かさ, 無き喜びである, 無き嗟歎せんより, 無き国民は須, 無き國の悲しい, 無き圓錐形の孔, 無き土民の先祖, 無き地鞴を踏み, 無き坎無きが, 無き場所へ立寄, 無き境内の御堂, 無き夜半の空, 無き夢の夢, 無き大悪事を, 無き大事な身の上, 無き大内定綱は一度, 無き大手柄家中の若い, 無き大洋をあおっ, 無き大空に対してア, 無き大西洋定期船に乘組み, 無き天の下, 無き天が下を照らし, 無き天幸を得, 無き太刀の鋒鋩, 無き夫との生活, 無き奇態の人物, 無き女のため, 無き奴原でござる, 無き好き証拠なれど, 無き娘も酷薄無道, 無き娯楽としてお, 無き孔の存する, 無き孤児の他, 無き宝といふとも一坏, 無き宝沢と申される, 無き客體は暗黒, 無き宣言がなぜ, 無き宵を鴨頭草, 無き家産を新た, 無き宿はかさ, 無き寂寥を感ずる, 無き實體一の存在, 無き寺なり, 無き少時の夢, 無き居間の内, 無き山中に人, 無き幾千人の小児等, 無き広大なる植民地, 無き底知れぬ地獄, 無き度牒というもの三張, 無き強制乃至必然, 無き形相は商, 無き彼が冒険大胆, 無き後世界一のテナー, 無き從つて意味無き何もの, 無き御別に, 無き御事とは申せ, 無き御方なりと素知, 無き忿懣で口, 無き急用の際, 無き恋を娯, 無き恐怖の募る, 無き恩義に答え奉り, 無き悪友に同席, 無き情緒の活動, 無き惡口雜言最此上, 無き想ひに, 無き愛が愛する, 無き感を起し, 無き感性の人, 無き慰安を以てす, 無き慰藉であつ, 無き慾は更に, 無き慾望の無, 無き憂国の情, 無き憂身の憂き, 無き戀に磯, 無き我が名の, 無き我家の跡, 無き所以なり, 無き所天を殺すなら, 無き所置ありしかも, 無き扇の裏繪, 無き手柄する時, 無き才人伊藤松雄氏などはもう, 無き技巧といふもの, 無き拙者を強, 無き放れ業をした, 無き故将来は, 無き故買ひおき候, 無き敵に首, 無き断崖に登る, 無き方へと逃げのびました, 無き日和なれ, 無き早帰りを訝りぬ, 無き明るさを, 無き時道に如何, 無き普通の小舟, 無き景色なりき二人, 無き智慧慾を満足, 無き更生のみち, 無き書より朝睛堂相法, 無き最後の眼, 無き月影の隠, 無き有り上衣と, 無き有り穿き物の, 無き朋友として親しん, 無き服従は奴隷, 無き朝夕を送る, 無き朧月明日は大方雨, 無き木のたらの木, 無き木立が行く, 無き本なれば, 無き杉戸屋富右衞門殿を永, 無き果報のかく, 無き某厘毛たりとも, 無き椀も皿, 無き様自身取締りのこと, 無き樂を享, 無き樣に見ゆれ, 無き橋戸頑鉄や水島爾保布, 無き櫓の音, 無き櫓柄に縋り, 無き櫻木海軍大佐から斯く, 無き次第故私, 無き歌とほめた, 無き正直人なり何事, 無き此一句あるため一首, 無き此一小群島は如何, 無き此山中の草葉, 無き歩を運び, 無き歴史の視野, 無き死を辞せざるべき, 無き死亡を以つて畢, 無き死人の解体, 無き母に救, 無き氏になろう, 無き気配だった, 無き水色の世界, 無き沼に棄てられし, 無き注視の眼, 無き流動推移が時, 無き流竄の日, 無き浪も追, 無き浪路の盡頭, 無き浴槽の中, 無き海原の眺め, 無き涙は徒に, 無き清純のそそたる, 無き滿足を覺, 無き災いはなし, 無き無体裁と, 無き無上権を有し, 無き煖炉の傍, 無き燈籠かな, 無き燒石の原, 無き片足を撫で, 無き牝犬いかなれ, 無き牢獄に閉じこめられ, 無き物語の筋, 無き状にて冷汗, 無き猶太民族と, 無き生これが死, 無き用事か, 無き田舎中学の校長, 無き田舎武士の我武者共, 無き由いつでも誇り申候, 無き町の夜寒, 無き畝に種子, 無き異なお仕置き, 無き病の外, 無き病人の如き, 無き病氣ながら何時癒, 無き癖に小癪, 無き發展の過程, 無き百姓婆さんもこうして, 無き益友を持たない, 無き目の秋波, 無き直行は却つて微笑, 無き相添ひ, 無き相手だった, 無き眞實の他者, 無き真理だと, 無き眼を, 無き瞎驢の何, 無き硝子戸の広き, 無き神秘さを感じさせる, 無き私し惣領, 無き私部小室改めて名, 無き空しき家, 無き累と為, 無き結果を見せつける, 無き罪人を作る, 無き罪障を焼き亡ぼす, 無き置物ありけり, 無き老の身, 無き老躯を忘れ, 無き者健康者と虚弱者, 無き者共身分の程, 無き者等によって中毒原因, 無き聯關無き從つて意味, 無き聳動であつ, 無き職業かなと思ひし, 無き能はずである, 無き能はず枕を引入れ, 無き能はず氣の象, 無き膝立直して, 無き自信を持ち得る, 無き自分の使命, 無き舊藩主の城址, 無き芝生下萌えず日, 無き花の為め, 無き花檀の菊, 無き若く緩に煙, 無き苦紛れに裏庭, 無き英霊底の漢, 無き草の庵, 無き草ども生茂りて, 無き荒男平生蝙蝠傘などさしたる, 無き荒磯を舞う, 無き落花かな, 無き蒲団かな, 無き蒼空にただ, 無き處に室鳩巣, 無き虚空にさま, 無き蜘蛛の巣, 無き蝙蝠傘屋に入らん, 無き街路の寂寞, 無き衣服蕩楽とか聞き, 無き裏繪の中, 無き裸の庭, 無き親友である, 無き親友ジァン・ガスパル・ドビュロオ綱渡の一座中世, 無き言にお, 無き言いわけを, 無き計畫者の, 無き記念として彼, 無き証拠の人質, 無き評判の久八, 無き話かと思え, 無き誠實なれば, 無き談なりと思ひつ, 無き譯故コロボツクルの如き, 無き責苦を受け, 無き賢明の御, 無き賤奴の虐待, 無き趣きにて返し, 無き跡を悲し, 無き路なりと氣, 無き身分と成し, 無き身貧に相成, 無き辺を唯, 無き迄普通に, 無き迄に論破せられた, 無き返事せるのみにて, 無き速さを以て, 無き道の木, 無き道化もの, 無き道治主義の主張, 無き道理殊さら幼少より備, 無き部屋どもの昔はさ, 無き里は, 無き野道の長閑, 無き錦を所持, 無き鎌倉府かな, 無き閑日月をば書, 無き間は雨戸, 無き閣下に突然, 無き阿房なるを, 無き限り他の船員, 無き隠居の保養, 無き雑話を下物, 無き難字の思ひ, 無き雨の夕, 無き雲を見る, 無き霧の海, 無き霧雨となり, 無き響となり, 無き響きの手, 無き頃の間, 無き頭突き合はせて, 無き頼を繋, 無き顔を致し, 無き風つま戸の隙, 無き風情なり, 無き餘りの, 無き騒動の中, 無き體なり, 無き高い希望を, 無き高原より山, 無き高笑ひやら, 無き髪を掻きむしり, 無き魂との別離, 無き魅力は言語, 無き黄禍論をまで世界